治療方法と予防方法｜市川市の耳鼻科 妙典さいとう耳鼻咽喉科監修 中耳炎専門サイト

中耳炎の予防には鼻のコントロールを

「どうすれば中耳炎を予防できますか？」
これは、中耳炎をよく繰り返すお子様の保護者の方から頂く質問です。

お子様の場合、特に鼻にあるバイ菌（ウイルスや細菌）が耳管を通じて中耳に至ることで炎症を起こすことが中耳炎の原因になります。
また、痛みや熱のない滲出性中耳炎も、鼻水が出ていると中耳腔（ちゅうじくう）にたまった水が鼻の方に抜けていきにくくなり、治療に時間を要することになりますので、実は「鼻のコントロール」を行うことが、中耳炎の予防に繋がるのです。

そのため、鼻水、鼻づまり、くしゃみといった鼻の症状がおありの際は、ぜひお早めに耳鼻科を受診して頂き、中耳炎になっていないかを確認し、鼻の吸引やネブライザー等の治療を受け、お薬の処方があれば内服するようにして下さい。
鼻水、鼻づまり、くしゃみなど、「風邪をひいたかな？」と思うような症状がある場合、まずは内科を受診するという方も多いかと思いますが、耳鼻科であれば、風邪には風邪の、耳の病気には耳の病気の、それぞれに合った適切な検査と治療が可能ですので、まずは耳鼻科を受診されることをお勧め致します。

中耳炎の治療方法

中耳炎は現在、お薬の発達と生活環境（衛生環境）の改善により、適切な服薬や処を行えば、比較的治りやすい病気だと言えます。

主な中耳炎の治療方法

• 抗菌薬（抗生物質）や消炎剤の内服
• 抗菌剤（抗生物質）の点耳
• 鼓膜切開や鼓膜チューブの挿入
• 鼻の吸引やネブライザー　など

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